約 583,265 件
https://w.atwiki.jp/nrkronpa/pages/34.html
ジェノサイダー翔 アカウント:http //twitter.com/jenosaida_bot 愛称: 通信簿 腐川冬子のもうひとつの人格 基本フリーダムな殺人鬼 特記 超高校級の殺人鬼
https://w.atwiki.jp/risarisa_328/pages/15.html
一章 二章 三章 四章 五章 全体考察 各キャラクター 苗木こまる 腐川冬子 ジェノサイダー翔 十神白夜 苗木誠 召使い 大門大 煙蛇太郎 空木言子 新月渚 モナカ 葉隠浩子 不二咲太市 シロクマ クロクマ 塔和灰慈 朝日奈悠太
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4786.html
「・・・くしょっ!」 「・・・大丈夫?」 風邪なんか引くような人じゃないと思っていた、と言うと 「てめーはボクの事をバカだと思ってるんですかこんちくしょー・・・くしょん!」 事実その通りですとは言えないから丁重に目をそらすだけに留めて、新しいティッシュの箱を開ける貴也。 「うう。鼻水もひどいし、涙も止まらねーのですよ。ぐすっ」 くしゃみの度に生成色のドレスに併せた白薔薇のコサージュをあしらったミニハットがずり落ちて、 清くも正しくもなくていいから美しくあるべきロリィタがこれでは台無しと幻は鼻をぐすぐす鳴らせた。 鼻のかみすぎで鼻もその下も真っ赤になってしまい、ティッシュが触れるだけでも痛い。 「まるで・・・はっ・・・花粉症なのですよ・・・くしゅっ」 「まるでじゃなくて、花粉症そのものだよ。マンションの隣の松の木じゃない?」 確かに窓の外に目をやれば、隣のお屋敷の松の木々が傍迷惑な黄色い粉を風に任せて振りまいていた。 都市伝説でも花粉症になるのだなあと、改めて感心しながら貴也は冷蔵庫の扉を開ける。 「はい、ヨーグルト。花粉症にいいらしいよ」 「それこそ都市伝説じゃ・・・はっ・・・」 くしゃみが途中で止まったらしく、もどかしげに鼻をぐすぐすいわせる幻の前にヨーグルトのパックを差し出すと 玄関から響いた軽快なチャイム音に返事をしながら貴也が出て行く。 それを見送った幻はヨーグルトを一口ぱくり。 「勝手にシリアルを入れんななのですよ・・・くしゅ!」 「・・・あれ、桐生院さん」 玄関に立っていたのは、黒髪の兄妹。「組織」о(オウ)No.に属する桐生院蘇芳と、その妹のるりだった。 「何か?」 「聞いたわよ~」 「幻さん、花粉症なんですってー?」 物見高いるりがどこからか聞きつけたものらしい。抱えた書類らしき紙袋を貴也に向かって突き出した。 「ささやかだけどお見舞いよ。貴也、あんた仮契約ぐらいは出来るわね?」 「・・・仮契約?」 幻がくしゃみと共に3個目のヨーグルトのパックを開封した所で 「新宮さん」 「るり達くしゅっ!帰ったのですか。何しに・・・ずびっ来やがったですかあいつらくしゅん!」 貴也はそれには答えず 「俺と・・・あの・・・」 「早く言えですよ」 「えーと・・・俺と、キスしよう?」 「・・・・・・」 中身入りのヨーグルトのパックが、貴也の顔面を直撃した。 「ちょっと!これ非道い!」 「ひどいのはてめーの脳味噌ですよ!ぐすっ・・・何寝言言ってんですか!」 「キス」なんて甘い単語が何光年の彼方に吹っ飛ぶような色気のない罵倒に、貴也の反論もしぜん声が高くなる。 「ちがっ・・・違う!」 何が違うのか彼自身にもわからないまま一枚の書類を突きつけた。 「・・・都市伝説・・・仮契約書?」 桐生院兄妹が持参した『お見舞い品』 「『花粉症はキスで治る』・・・!」 「・・・治療行為の一環で仕入れた都市伝説のモニターになれってさ」 「ふざけやがってですよー!くしゃん!」 「じゃ、・・・そーゆー訳で」 幻の腰掛けている椅子の前に立ち、片手は彼女の肩に、もう片手は顎にそっと触れる。 「どーゆー訳ですか!どけですよふざけんなですよ!」 「いやあの・・・大丈夫だから。ちょっと目瞑っててくれれば、すぐ終わるから」 これからキスをする男女、というよりむしろ歯医者の治療台に乗っかる子供を宥めるような口調だが、今はお互いそれどころの話ではない。 「すぐ終わりゃーいーってもんじゃねーですよ!ずびっ・・・嫌なもんは嫌なのですよ!」 尚も近づいてくる同居人の頭をぐいぐい押して遠ざけようとはするものの 目は痒いし涙は出るし鼻水が出る。それだけで集中力はがた落ち。押しのける力もいつもの3割減と言ったところだ。 (やべーですよ!) このままではいずれ力負けしてしまう。 「わかったのですよ・・・・」 「新宮さん?」 急に体の力を抜いた幻を、貴也は訝しげに見下ろした。 「さっさと済ませろですよ。・・・ぐしゅっ」 「あ、ああ・・・」 幻の態度の急変には不審を抱いたものの、貴也はあまり遠慮せずに幻の両肩に手を掛け、そっと顔を近づける。 「てめーも目を瞑れなのですよ。くしゅん!」 言われたとおりに目を瞑ると・・・ 「えい!!」 ごがっという鈍い音と衝撃の中、貴也の意識は遠のいていった。 テーブルの上の一輪挿しで殴られた事を知るのは、彼が目を覚ましてからの事となる。 「・・・てゆーわけなのですくしゅん。るりにも嶋くんにも困ったものなの・・・はくしゅん!」 幻が『避難先』に選んだのは新田家だったが、正直これは失敗と言わざるを得なかった。 わりかし広い日本家屋である新田家の、それなりに広い庭には 「ここにも松の・・・くしゅっ!まさかあるなん・・・は、はっ・・・」 「幻、だいじょーぶ?」 ノイがいたわしげに背中をさするが、吐きそうとかそういう訳ではないのであまり役には立っていない。 「早く治してもらえばいーじゃないの」 飛縁魔はによによと笑いを浮かべて携帯を手に取る。貴也を呼ぶつもりなのだ。 やめろですよーと飛縁魔から携帯を取り上げようと詰め寄る幻を羽交い締めにすると、柳に携帯を放り投げる。 「はやく貴也を呼びなさいっ」 「オッケー!」 柳の方も飛縁魔に負けず劣らず、表情から野次馬根性があふれ出ている。 「やめなよ、幻がいやがってるよー」 ちなみに極とリジーは無視を決め込み、新田家一番の常識人ムーンストラックは外出中。 この場で幻の味方をしているのは最年少のノイだけという有様だ。 (どいつもこいつも、大人気のねー連中なのですよ!) 此処にいてはかえって危険と新田家を早々に辞すると、マンションに帰る事もできず アイスクリームショップに立ち寄るとそこには先客が。 「やあ、幻」 「・・・てめーらですか」 其処にいたのは藤原風夜。と彼の連れであるアーサー、ギルベルト。 とある事件で幻が知己を得た契約者達だ。 「買い出しの帰りにさ、甘いものが欲しくなっちゃって」 「そ、そーなので・・・くしゅん!ボクは今追われはくしゅん!」 「また追われているだと?」 「ど、どうか、したのか・・・?」 幻がこれまでの経緯を粗方話すと、風夜がくすくす笑い出す。 「笑うんじゃねーですよ。ずびっ・・・ボクは深刻に切羽詰まってるのですよ。ぐすっ」 「いや、悪い・・・でもさ、ホントにそんなに嫌なのかい?」 「嫌に決まってぐしゅっ・・・だって」 「で、でも、幻は・・・貴也のこと、そんなに、嫌じゃないように、見える・・・俺には」 やっとという体で言葉を紡ぎ出したギルベルトを、幻がじとーっと睨む。 「ひ!ご、ごめん・・・」 「ギルを怖がらせないでくれよ。俺もそう思うよ」 嫌いだったら一緒に住んだりしないだろ?と震えるギルベルトを抱きしめつつ風夜。 それは正論ではあるのだが・・・ 「まほろー!」 ミント色のワンピースに白いベレーを合わせた少女が、大声と共に店に飛び込んできた。 「ノイ・・・ぐしゅっ」 「あのね、貴也がうちに来たの」 無理強いして悪かったって。柳と飛縁魔も、ちょっとははんせーしてるって。 聞きながら幻は鼻水がまた出てきたのでぢーんと鼻をかみ、 物を食べてるところでとアーサーが辟易した表情で幻を見やる。 風夜が肘で幻をつついた。 「愛されてるじゃないか?」 「うるせーのですよこのやろー」 「いいじゃないか。嫌いじゃないなら」 花粉症治したいから。今はそれでいいじゃないか。 「・・・幻ってさー、もしかしてキスしたことないの?」 だからもっとロマンチックなのがいーのと聞かれて内心大いに慌てたが 「秘密なのですよー」 と誤魔化しておいた。もっとも、風夜はによによと笑っていたので、彼に通用したかは定かではないが。 「ずびっ、くしゅっ」 帰ってきてからもひっきりなしに鼻をかみ、くしゃみを連発する幻と文庫本に 交互に視線をやっては、何事かを言いあぐねて口を閉ざす貴也。 そしてそんな貴也の隣に腰掛け、横目でちらちら様子を伺う幻。 (ホントにそんなに嫌なのかい?) (幻は・・・貴也のこと、そんなに、嫌じゃないように、見える・・・俺には) (だからもっとロマンチックなのがいーの?) 皆の言葉が次々に胸中に蘇る。 ボクはこいつが・・・ どうなんだろう。 風夜の言うとおり、嫌いではない。 でも、「嫌いじゃない」と「好き」はきっと、たぶん違う・・・ (花粉症治したいから。今はそれでいいじゃないか) 「そーですね・・・『今は』それでいーんですね」 「?どしたの?新宮さん」 貴也が幻を振り返った瞬間。 本日2度目の一輪挿しが、貴也の側頭部を直撃した。 「いって・・・っ!!」 その一言を残して気絶した貴也をそっと覗き込めばゆっくり重なり合う互いの顔。 ぎゅっときつく目を閉じて、唇に、柔らかく触れる感触。 「起きろなのですよー」 「・・・!ちょっ、新宮さん!」 「モニターのお役目終了なのですよ。ご苦労さんなのですよ」 腰に手を当て言い募る幻の涙と鼻水は既に綺麗に止まり、くしゃみももうする様子すら見せない。 「え・・・いつの間に!?ちょっと待って!」 もう一回試させてと叫ぶ貴也にふざけんなとばかりに蹴りが入り、本日3度目の気絶と相成った。 同じ頃、学校町内のо(オウ)-No.本拠地。 「るりさん、なんであっちの方を渡したのー」 そう呟く蘇芳が手にしているのは「ヨーグルトを食べると花粉症が治る」の仮契約書。 「あのふたりにあれ渡したら、揉めるの見えてるけどなー」 「あら、だって兄上」 苺の柄のティーカップにカモミールティーを注ぎながら、るりが意味ありげに笑う。 「今日は『キスの日』なんですってよ」 END
https://w.atwiki.jp/dangan2nazo/pages/15.html
日向創 終里赤音 狛枝凪斗 七海千秋 十神白夜 ソニア・ネヴァーマインド 田中眼蛇夢 西園寺日寄子 小泉真昼 左右田和一 罪木蜜柑 花村輝々 弐大猫丸 澪田唯吹 九頭龍冬彦 辺古山ペコ モノミ =前作主要メンバー=== 苗木誠 霧切響子 十神白夜1 葉隠康比呂 腐川冬子 江ノ島盾子 =サブキャラ== 九頭竜妹 霧切仁 =ゼロ== カムクライズル 音無涼子 松田夜介 神代優兎 村雨早春
https://w.atwiki.jp/risarisa_328/pages/11.html
一章 二章 三章 四章 五章 六章 タイムテーブル 各キャラクター 苗木誠 桑田怜恩 十神白夜 山田一二三 大和田紋土 石丸清多夏 葉隠康比呂 舞園さやか 霧切響子 腐川冬子 セレスティア・ルーデンベルク 朝日奈葵 大神さくら 不二咲千尋 江ノ島盾子 戦刃むくろ
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo2/pages/154.html
その日、腐川冬子は実に真面目に、ある男を呼び出していた。 しかもわざわざ、監視カメラのない大浴場の更衣室と言うところに。 理由はたったひとつ。 「恋の経験がない自分を、何とかして恋愛上手にして欲しい。」 腐川は、恋愛小説家のくせに全く恋愛をした事がない、まさに偏愛小説家だった。 勿論こんな事が世間に知られてしまえば稚作が嘘だとーーー所詮ただの夢物語だとバレてしまう。 リアリティの無い恋愛は女子にウケないし、そんな女子が好まないものをわざわざ手に取るような男子はいない。 よって、バレてしまえば彼女の地位は容易く崩れてしまうのだが、それはとある青年の暴走によって世間に出る事は無かった。 …それはまた、別の話だが。 ともかくそんな腐川は、恋の経験が全くと言ってない。 では何故、男性を呼び出したのか? 間もなくその人物はやってきた。 「やれやれだべ…、今何時だと思ってんだ?いや、俺も知らんけどよ」 その男は普段と変わらない口振りで、ふらりとやってきた。 「…腐川っちじゃねーか」 その男…葉隠康比呂と言うのだが、彼はまるで誰に呼ばれたか知らない、と言わんばかりの口振りでそこに現れた。 腐川が葉隠を呼び出した方法は、実際手紙(まさに古風なラブレターと言わんばかりの手紙)で、しかも名前も書いていないので、葉隠だって相手に気付かないものである。 「ま、アンタなら…名前書いても気付きそうにない…わ、よね」 胸に思った事がいつの間にか口に出ていたが、腐川は大して悪びれるつもりはない。 言った通りだからだ。 この葉隠がどれだけバカかは、わずかな時間でたくさん感じさせられた。 しかしバカだからこそ使える。 バカと鋏は使いよう、と昔から言うのだし。 (山田は『犬と鋏は使いよう』などと言っていたが、それがラノベのタイトルと知るのはもっと後の事だ) 「………ね、ねぇ、葉隠」 腐川は、意を決した様子で言葉を出した。 「わ、…たしを、………私を、白夜様に相応しい女にしなさい……!」 「………は?」 だから言ってるじゃないの。 私を、白夜様に相応しい女にしなさいと。 腐川冬子は、実に真面目で、とても真剣で、驚くほどの熱意で言う。 「…いい?アンタじゃなくてもいいのよ、ホントは……で、でも、アンタなら何でも知ってそう…じゃない?べ、勉強とは関係の無い、事を…」 腐川がそんな事を言ったのは、確かに葉隠が何でも知っていそうな感じだからだろう。 感じ、と言うのは、葉隠の過去を詳しく知る者がここにいないためにふわっとした言い方しか出来ないのである。 そう言えばこの男、あの苗木にもほとんど自らの略歴を語っていない。 あらゆるクラスメイトが全ての罪を、あるいはその歴史を語ってきた男に対してすら、己を隠してきた葉隠。 人は彼を、時に「風雲児」だとか「ミステリアス」だとか、そして「自由人」だとか言う。 その葉隠がどんな人生を送ったのか、腐川には全てを知る事は出来ない。 それでも。 それでも葉隠は、自分よりも色々な経験をしているはずなのだ。 「あ…の、アンタなら何でも知ってそう…じゃない……、あ、……私の知らない事をッ…」 不器用な言葉で表現するとつまりそう言う事で、しかし相手は 「知らん事?何だそれ、UFOの事か?UFOどこだべ?」 などとどこかの芸人のようなセリフを供述しており。 「そんなのどうだっていいのよ!私は………」 言い掛けた腐川が、くしゃみをした。 瞬間、葉隠もゲッと顔をゆがませる。 理由は他でもない。 「………っつーかまどろっこしーんだっつんだよ、読者はエロ以外求めてねーんだよさっさと脱いて模擬刀見せなさーい!ゲラゲラゲラゲラ!」 ……そう。 腐川冬子は、二重人格。 しかもその裏の人格は、今世間を賑わせる【超高校級の殺人鬼】こと、ジェノサイダー翔なのだ。 ちなみに、このジェノサイダーは確か男同士の絡みが好きと言う、言わば貴腐人まっしぐらの腐女子だったはずなのだが。 「アンタバカぁ?腐女子っつーのは、結局のところ男同士のイチャコラで自分の体を弄ぶ変態共なんだよ!え?アタシ?」 「ななななな…じ、ジェノサイダー翔?!」 「アタシはアンタみたいな占いバカじゃ萌ねーっつーんだよ!このダメ人間!」 「んじゃ何で呼んだんだよ?!」 「んー?………さて、なぜでしょーか?」 「オメーなぁ…」 「アタシは知りませーん!なぜならぁ、アタシは「腐川冬子」とは記憶を共有してないのデース」 「あー、はいはいジェノサイダーの勝ちです。…で、俺は帰るぞ」 「待てぃ!」 とにかくややこしいふたりが揃ってしまったもんだ。 「あーのさぁー?アンタホントにバカなの?何なの?死ぬの?殺されたいの?」 ジェノサイダー翔が遂に痺れを切らした。 勿論メタ的な意味でだ。 そして語り部もさっさとエロに入りたいのだ。 「何であの根暗人格に呼び出されたか分かってんでしょ、占いバカちんは?」 「その呼び方止めてくれ」 「わっかりました、やっすー」 「それはそれで何か落ち着かんのだけど…」 「いーから!やっすー!話聞くならいつよ?今でしょ?ゲラゲラゲラゲラ!!」 ああもう、こちらから見ていても話が進まない。どうしたらいいやら。 と、思っていると、ジェノサイダー翔は再びくしゃみをする。 腐川とジェノサイダー翔が入れ替わるのは、くしゃみをした時と気絶した時のどちらか。 「………はっ!?」 「よーやく戻って来たな?腐川っち……」 葉隠がさすがの安堵の色を出した。 人殺しと陰気のどちらかの女を選ぶとするなら、陰気な女なだけである。 「………」 腐川は先程までの記憶がないので押し黙った。 「んで、オメーを女にするっつーのは…その、どっちの気持ちなんだ?」 多少の困惑の中で葉隠は問いた。 多重人格になった事など一度としてない。だから、彼女の気持ちは分かってやれない。 故に。 故にこんなバカな問いをする他になかった。 腐川が本気なのか、ちゃんと聞いておかなければいけないから。 「……も、」 しばらくして口を開いた腐川は、白い頬を限界まで紅潮させて、彼女の出せる限りの大声で叫ぶ。 「勿論、私の気持ちに決まってるでしょ!」 その決意と表情に、思わず葉隠も気圧されており。 遂に腐川が「予行練習させなさい」と言うのをふたつ返事で快諾したのである。 「つうか、予行練習ってなんだ?」 葉隠がバカとしか思えない疑問をぶつけてきたのが、快諾のおおよそ10秒後である。 「……よこう、演習って言うのは」 腐川は多少言いよどんだが、それでも自分のために言うしかない。 その為にこの男を、わざわざ、そう…わざわざ呼んだのだ。 「わ………私が、白夜様と夜を共にする予行演習よ」 つまり 「オメーは2番手だけどわざわざ使ってやるよ」 と言うかなりな上から目線である。 放った腐川にはそのつもりはない。 そして受け取った葉隠もそんなつもりはない。 「………」 「…な、によ…て」 「ふーん」 「………なによ」 「あれだろ?オメー、十神っちに処女っつーのばれたくな」 「そそそそそそんなわけないじゃないのおおお!!」 いい加減進まない。 しかしそんな膠着を崩したのが、他ならぬ腐川である。 「びゃ、白夜様は、きっととんでもない数の女を抱いたはずなのよ…だから…わ、たしみたいな… ただ経験も無く知識だけをひけらかしているただの木偶の坊なんかは恋愛の対象にならないんだわ さらには処女ならいいと言うただのプレミア好きなバカ共とは違って才能のある女なら誰でも抱いてくれるに違いないわ」 「オメーを選ばないのはそれ以外にも理由はあると思うんだが」 「…っさいわね葉隠のくせに…」 「なんだっつーんだべ?俺が何したってんだべ!」 「いいから!私を女にしなさいよ!」 つまるところ腐川には、目的以外は見えていないのである。 「んで結局俺は何したらいいんだよ」 じれる葉隠。 「だから私を女にしなさいよ」 苛立つ腐川。 まさに水と油のように相性が悪いふたり。 「ちょっと何言ってるか分かんねーべ…」 困惑を割ったのは、腐川の行動だった。 「そう…アンタ、わ、私が本気じゃないとか思ってバカに…バカにしてんでしょ…?」 「は?オメー何言って」 「いいわよ」 苛立ちの隠せない腐川が実力行使に出た。 要は自分の服を脱いだのだ。 しかも葉隠が呆気にとられている間に、全部脱いだ。 かあああっと赤くなったのは腐川ではなく葉隠のほうだ。 「ど、どうよ、これで分かったでしょ?わ、私が本気で言ってるって事…私は、本気で白夜様に愛される女になりたいの」 本気だ。 葉隠でなくとも分かった。 そしてメタ的に言うと、そろそろエロに入りたいのに話が纏まらなかった。 小振りな両胸が、浴室から流れ出る湿気を含んだ風に煽られる。 そのたびに乳首はつんと立ち、まるで葉隠に見られているのを恥じているかのように堅くなる。 いや、そりゃ他人に見られるのは恥ずかしいのだが。 「…な…、腐川っち……」 「………いいから、」 先に動いたのは腐川だった。 「私に!女の作法を教えなさい!」 ぐいっ。 強引に距離を縮めた腐川が、葉隠の股間をこれまた強引に鷲掴みにした。 布の上からさわりさわり、若干弱めに揉んでいる。 さすがは処女。 経験も浅いのか、やはり揉み方が荒い。ちょっと痛いべ。 それでもその痛みすら、この訳の分からない現状では快感の一部なのか。 意思とは、あるいは意識とは関係なく、股間に血液が集まるのを感じた。 「…?!」 「なによぉ、あ、あんた…こんなんで堅くなる…ものなの?男ってそうなの?」 「や、ちょ、そんなん知らんべ!」 「何なのよおお!アンタ、変態じゃないのよお!!」 「俺は変態じゃねーって!」 不毛な会話が繰り広げられる。 何とも答えにくい。 なぜなら、先に仕掛けたのは間違いなく腐川で、それに反応しているのは葉隠なのだから。 葉隠の股間は、腐川の弱い攻めにじれて堅さを増している。 「んな…?お、い、オメーの中途半端なしごきで興奮してんのか、俺っ…?!」 「……るさい」 「なんなんだべ、さっきっから…」 「う、うるさいのよ!黙って感じてればいいじゃない!」 「……何言ってんだ、オメーは!」 「黙りなさい!」 「あああああそこはきつく握りしめんなってええええ」 「うるさいのよ!アンタは黙ってアタシの実験台になりなさい」 しばらくして。 「……出しなさいよ、そろそろ」 「…ん、ふ……ぅ」 「耐えないで、早く…」 「ん………んぐっ」 腐川はこの場の支配に性行…間違えた……成功した。 葉隠は唇をきつく噛みしめて耐えているようだ。 腐川がやっていたのは、ただ単に服の上から堅い部分を触るだけと言う、まさに地獄のような拷問に近い攻めのみである。 刺激が弱すぎるが、しかし鋭敏すぎる触覚はそれだけでも興奮してびくりとうごめいたのである。 それをいったい何回したのだろうか。 葉隠の額には脂汗がにじんでおり、この痛ぶりを耐えた証が残っている。 対した腐川は何故か全裸なので、違和感はあるのだが。 それでも葉隠は男のはしくれとして、自らの股間を女性に揉まれている快楽におぼれかけていた。 「んぎぃ…!」 「いいのよ、アンタは…あ、私は…これで白夜様が落とせる、か…実験してるんだから…」 「ちょ、もう止め」 「うるさい!」 「っ」 怒りと恥ずかしさで、ぎゅむ、と葉隠の急所は一番の力で握られた。 堅くたぎり、そしてじらされ続けた場所への、急所への、痛恨の一撃。 同時に葉隠は、その痛みでびくりと全身を震わせた直後に、喉の奥から声にもならない声を上げて天井を仰いだ。 「ーーーーーーーーッッッ!??!」 腐川の手のひらに、じんわりと暖かい何かを感じる。 よく見ると、手のひらが触っていた中心からじわりとシミがこぼれ落ち、それは腐川の手のひらにもいくばくかの湿気を感じさせた。 射精した。 明らかに、葉隠はイった。 びくびく、と葉隠の体と、そしてズボンの下の一カ所は震え上がっている。 腐川は直感した。 この男のロマンさえ乗り越えてしまえば。 十神のシンボルを手にするのも、夢ではないのではないか。 しかし、現実は甘くない。 脂汗を額に垂らして、腰遣いは確かにけいれんに似たひくつきをしていたものの、それでも葉隠は諦めずにその場に立ち止まった。 「っめ……いい加減に、しろ」 体重を生かして、葉隠は腐川を倒した。 ちょうど覆い被さるような状態で、上から葉隠が腐川を見下ろした。 今度は逆だろう。 重力に負けた腐川の胸はたらりと平らになっており、眼鏡はずり落ち掛けていた。 そんな状態の腐川の下半身はどうなっているでしょうか? 「…オメー、他人イかせてオメーは大洪水だけで終わると思ってるんか」 葉隠がいつになく低い声でささやいた。 ズボンに射精しているくせによくもまあ出来たものである。 しかもそのズボンのまま、腐川の白すぎるほどの太股に股間をすり付けてきた。 べちょべちょしている。 下着が。 それに耐えかねて、 葉隠は一旦、床に倒した腐川から離れた。 瞬間、葉隠のズボンをはぎ取ったのは腐川だった。 腐川、と言うよりはジェノサイダー翔だ。 葉隠がイった事に耐えかねた腐川が、自制としてジェノサイダー翔を発動したのだ。 呆気に取られる葉隠。 「ゲラゲラゲラゲラ!エロ本でもあるまいし、何で服の中で精子出したんだっつーの!」 「……あ、すかすかすんべ」 「当たり前田のクラッカーだよ!」 「っぎゃあああああ!」 「ダイレクトアタック!」 ジェノサイダー翔が、葉隠の股間を素手、もしくは素で掴んだ。 悲しいかな、この痛みでも勃起してしまう葉隠。 男はみんなドMなんだと、どこかのラジオが言っていたのを思い出す。 そうかもしんねーべ。俺もMかんなんかもな…。 描写もためらうほどのスピードプレイだった。 ナマで触られたその暖かさと、刺激の強さで葉隠は一気に達した。 暖かな手のひらに、さらに暖かな子種を一発、どころか何発も吐き出される羽目になった。 その上、出したばかりの弱った男根を、今度は腐川がガブリと口に含む。 「……び、白夜様が喜ぶように、練習したいんだから」 本格的なフェラを始める前に腐川は言った。 その舌遣いはどこで学んだのか、葉隠も…恐らく、十神も落ちるだろう起用さだった。 射出口を何度も何度も、気が狂いそうになるほど、舌の先でねぶられる。 止めて欲しい、と言葉にしても、止める事など絶対ない。 その都度、葉隠は、望まぬ快感にひぐっと息を飲み込んで、同時に立ち上がる自身の股間に嫌気を覚えた。 それでも最終的には、 腐川の喉元まで男根を差し込む。 「腐川っち…腐川っち!俺の…」 「ん…ぉおおおおお!」 「俺の飲んでくれ!もう、耐えられんべ…!」 いったい、この夜何度目なのか分からない絶頂だった。 女性の中で達せない事実。 彼女が己の体を許してくれない現実。 そしてその彼女から、自らを何度も責め立てる状況。 これら全てが葉隠をがんじがらめに捉えた。 さあ、次は一体何度目の射精だろうか。 と、言うより、もはや葉隠に意識は残っているのだろうか。 もしかすると、腐川も本来の目的を忘れ、ただ男をイかせるだけに特化したのかもしれない。 今宵の、実に二桁にも及ぶ叫び声が聞こえる。 「腐川っち…腐川っちぃ…たの、む、…オメーの中で…イかせ……て……」 「ダメよ…アンタは、私の手のひらで十分なの…、私が白夜様に誉められる女になるために」 「んがああああ!止めてくれぇ、腐川っち!俺、も……う……!」 「白夜様に見初められるために…わ、わたしは、私は……」 「ああああああっ!!」 「あの人が幸せになれる!技術を学びたい!」 「や、めろ…っああああああ!!!」 大浴場の手前で繰り広げられる宴に、恐らくアルターエゴも震え上がっていただろう。 しばらく終わる気配がない宴は、その後、数時間続いた。 「オンリーは落としましたが今回は落としませんぞ」 「しかし山田君、エロ描写が足りませんこと?」 「いやいやこれは本番まで行かないところがそそられるのであっt………ってセレス殿?!」 「私が気に入りません。よって焼却致しますわ」 「や、やめろおおおおおお」 「うるせぇんだよ、クソ豚ああああああ!!!」
https://w.atwiki.jp/danganronpa_another/pages/4.html
どんなゲームになるの? 現在判明している画像とジャンルから前2作とは違い、アクションゲームと思われる。 ファミ通掲載情報によると、主人公は苗木誠の妹「苗木こまる」と腐川冬子によく似た謎の少女。(1をプレーした人なら分かると思うが、どう見てもジェノサイダー翔である) こまるが拡声器、謎の少女がハサミで戦うアクションゲームとなる模様。
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/782.html
元スレURL せつ菜「くちゅん!」侑(せつ菜ちゃんのくしゃみかわいい) 概要 わかるマン タグ ^優木せつ菜 ^高咲侑 ^短編 ^ほのぼの ^ゆうせつ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/qbee/pages/16.html
以下の入力規則に従って入力を行って下さい。 ●○○○○の有効性の検証 (←↓これはテンプレなので削除しないでね。) 【お名前 ○○○○】 メニューの問診記入と同じお名前をご記入下さい。 (1)○○○○について検証しました。 (2)○○○○が改善される効果を期待したものです。 (3)○○○○を根拠に、○○○○の可能性があると推察したことが理由です。 (4)検証の期間は、○年○月○日~○年○月○日です。 (5)結果、○○○○の効果を[確認できました|確認できませんでした]。 (6)人に咳・くしゃみなどを引き起こさせる症状に対しては効果を[確認できました|確認できませんでした]。 (7)今後、[継続して検証を行なう予定です|検証はこれにて中止します]。 ★参考情報 考えられる原因(PATMまとめ(http //patmnote.web.fc2.com/)) 例として上記テンプレの(3)について以下のように記入して頂いてもOKです。 もちろん自由に書いて頂いて結構です。 (3)テンプレを根拠に、⑯の可能性があると推察したことが理由です。 ① 原因 真菌・カビ 説明 ガンジタ等のカビを原因とする説 対策 抗真菌薬や食事制限・掃除 ② 原因 ウイルス・細菌 説明 ウイルス・細菌を原因とする説 対策 抗生物質・消毒 ③ 原因 ホルモンバランスの乱れ 説明 ホルモンバランスの乱れを原因とする説 対策 運動等でホルモンバランスを戻す。ホルモン注射を行う? ③ 原因 ヒスタミン 対策 ヒスタミンを放出してる説 説明 抗ヒスタミン薬 ④ 原因 蓄膿症 対策 副鼻腔炎 説明 医師に相談 ⑤ 原因 魚臭症候群 対策 トリメチルアミン症候群とも言う 説明 検査する。昭和薬科大学魚臭症ページへ ⑥ 原因 電磁波・脳波 説明 電磁波・脳波により相手が咳き込むとする説。統合失調症の可能性もある 対策 指定した番組を咳き込ませる実験が必要だが実行者がいない ⑦ 原因 ペット 対策 猫等アレルギーがある生物の臭いが移っている説 対策 ペットをしばらく預ける。衣類を洗う ⑧ 原因 腋臭/腋臭の術後臭 説明 腋臭/腋臭の術後臭を原因とする説 対策 デオドラント。清潔 ⑨ 原因 自律神経失調症 説明 自律神経失調症を原因とする説。病気の定義は曖昧 対策 安定した生活 ⑩ 原因 LGS 説明 Leaky Gut Syndrome(LGS) 腸管壁浸漏症候群。 対策 ガンジタと基本同じ。食事制限 ⑪ 原因 臭鼻症 説明 鼻炎の一種。鼻から異臭。 対策 医師に相談。鼻うがい ⑫ 原因 虫歯・歯槽膿漏 説明 口の中の異常を原因とする説 対策 歯科医に相談。歯磨き ⑬ 原因 統合失調症・自臭症 説明 精神の消耗により併発する可能性が高い病気 対策 精神科・心療内科に相談。処方された精神薬を飲む ⑭ 原因 ストレス 説明 ストレスを原因とする説 対策 リラックス ⑮ 原因 肝機能の障害 説明 肝機能の障害によりアセトアルデヒドが発生するという説 対策 肝機能の検査・ウコン摂取 ⑯ 原因 腸内発酵 説明 腸内発酵によりアセトアルデヒドが発生するという説 対策 腸内環境を整える ⑰ 原因 代謝異常の一種 説明 何らかの酵素が欠けている説。魚臭症もこの一種。 対策 排出物・血液の検査等 部分編集を押して追加記入してから保存ボタンを押して下さい。→ [部分編集] ●○○○○の有効性の検証 (←↓これはテンプレなので削除しないでね。) 【お名前 ○○○○】 メニューの問診記入と同じお名前記入して頂けるとわかりやすいです。 (1)○○○○について検証しました。 (2)○○○○が改善される効果を期待したものです。 (3)○○○○を根拠に、○○○○の可能性があると推察したことが理由です。 (4)検証の期間は、○年○月○日~○年○月○日です。 (5)結果、○○○○の効果を[確認できました|確認できませんでした]。 (6)人に咳・くしゃみなどを引き起こさせる症状に対しては効果を[確認できました|確認できませんでした]。 (7)今後、[継続して検証を行なう予定です|検証はこれにて中止します]。 ●ミヤリサンの有効性の検証 【お名前 QB】 (1)ミヤリサンについて検証しました。 (2)下痢・お腹の張りが改善される効果を期待したものです。 (3)上記テンプレを根拠に、⑯の可能性があると推察したことが理由です。 (4)検証の期間は、2011年9月1日~2011年9月30日です。 (5)結果、下痢の改善の効果を確認できました。 (6)人に咳・くしゃみなどを引き起こさせる症状に対しては効果を今のところ確認できませんでした。 (7)今後、継続して検証を行なう予定です。
https://w.atwiki.jp/qbee/pages/30.html
この症状のあなたにお聞きします。 人に咳・くしゃみなどを引き起こさせる体質以外で 現在治療中の病気や身体の悪い部分はどこですか。 項目にないものは「その他」から入力して下さい」 ● 病気や身体の悪い部分 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 アレルギー性鼻炎 70 (21%) 2 自律神経失調症 45 (13%) 3 IBSガス型 33 (10%) 4 花粉症 29 (9%) 5 たまに胸がちくちく痛む 22 (6%) 6 慢性副鼻腔炎 蓄膿症 19 (6%) 7 アトピー 16 (5%) 8 水虫 13 (4%) 9 飛蚊症 13 (4%) 10 多汗症 12 (4%) 11 低血糖症 10 (3%) 12 椎間板ヘルニア 8 (2%) 13 逆流性食道炎 8 (2%) 14 歯周病 6 (2%) 15 蕁麻疹 6 (2%) 16 特に無い 5 (1%) 17 高血圧 5 (1%) 18 カンジタ亀頭包皮炎 4 (1%) 19 甲状腺 4 (1%) 20 統合失調症 4 (1%) 21 汗疱 3 (1%) 22 胃炎 3 (1%) 23 強迫性障害 1 (0%) 24 慢性気管支炎 1 (0%) その他 投票総数 340